2030SDGsとは?ゲームを通じて持続可能な社会について考える
皆さんは、SDGsについてご存知でしょうか?
僕は名前ぐらい知っていたのですが、詳細を把握していませんでした。
知りたいなと思っていた時に、鳥取でSDGsの研修が開催されると知り、昨日受講してきました。
今回は、まだまだ学び始めたばかりですが、SDGsがどのようなものなのかを紹介します。
SDGsとは?
SDGsはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称です。
持続可能な開発。。
わかったつもりになっちゃいそうな言葉がでてきましたね。
研修では、
将来世代の欲求を満たしつつ、現代の世代の欲求も満足させるような開発。
だと、教えてもらいました。
2001年に策定された目標から2015年に国民サミットで採択されたもので
2030年までに達成する17項目の目標。
最近、テレビで姿を見なくなってしまいましたが、
PPAPで一躍有名になったピコ太郎さんが宣伝をして注目を集めました。
今年2018年は、日本のSDGs元年と呼ばれていて
国だけでなく経団連などでもSDGsの取り組むため社内研修等で理解を広げています。
SDGsの目標
先程も書きましたが、目標は17項目あります。
SDGs(持続可能な開発目標)17の目標&169ターゲット個別解説
という昨日、研修を実施された方が携わる団体のページに詳しくは載っていますが
貧困をなくそう。
ジェンダー平等を実現しよう。
など、発展途上国に向けられたものもあれば
働きがいも経済成長も。
という先進国に向けられたもの。
そして、パートナーシップで目標を達成しよう。
など全ての国に向けて定められたものがあります。
SDGsの特徴
SDGsの特徴は、
社会課題の世界的共有(先進国も途上国も)
数値化しと見える化をしてモニタリングができるようにしたこと。
現状からではなく2030年からバックキャスト。
理想の未来があって、そこから逆算して考えようというもの。
そして目標だけは決まっているけど、方法論は各国自由。
みんなでアクションしていこうとスタンスが特徴です。
数値化・見える化することによって、どこにどのような援助が必要かがわかってきます。
SDGsゲーム
昨日は、2時間半の研修プログラムだったのですが
1時間はカードゲームの時間にあてられました。
それぞれにカードが配られて、それぞれが国の観点でSDGsを体感するというものです。
カードは、目標とお金と時間そしてプロジェクトのカードが配られます。
お金持ちを目指す国は、より多くのお金のカードを集めるミッションがあり
悠々自適が目標とする国は、時間のカード。
貧困解決を目標とする人は、プロジェクトのミッションをクリアしてカードを集めていきます。
プロジェクトは、社会・環境・経済という全体に共有されているレベルに達していないと挑めないなどのルールもあります。
お金と時間などのカードの交換は、プレイヤー同士で自由にしてOKとなっていました。
より詳しい説明は、先程のサイトに用意されているカードゲームの紹介へ。
ゲームをして体感したこと
ゲームを体感してわかったのは、全ては個人で解決できる問題は少ないということ。
互いにどのようなことを目標にしているのか?
どのようなリソースがあるのかを全体で共有していくと、全体としての目標達成がしやすくなるということでした。
経済ばかりが発展しても、環境を蔑ろにしていくと生活できない人がでてきるし
社会の制度を整えないと人が疲弊してしまいます。
全ては、つながっているため全体像を把握して、バランスを取りながら地域や社会をよりよくしていくかが問われているということが体験できました。
間違いなく今後、触れることが多くなるSDGs。
ぜひ一度、どのようなものなのか学んでみることをおすすめします。