RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

立川談志の嫉妬論。落語は人間の業だ。赤めだかより

博多非凡塾の忘年会で
好きな本をプレゼントするという機会があった。

皆さんだったら、何を選ぶ?

僕はというと
赤めだかを選んだ。

立川談春の青春

赤めだかという一冊について簡単に説明しよう。

最近、人気爆発していた
下町ロケットにも出演していた
立川談春のエッセイ。

知らなかったけど
今、落語を見ようと思っても人気すぎて
チケットが手に入らないらしい。

そんな立川談春が
談志に弟子入りして
大人になっていくという話だ。

今度、嵐の二宮が談春を演じ
ビートたけしが談志を演じるらしい。

こいつは楽しみだ。

さて、その本の中に落語とは何かと
談志が語るシーンがある。

 

落語とはなんぞや

そもそも落語って何だろう。

談志はこう言った。

落語とは人間の業。

ヒーローの物語は
最終的にはヒロインを助けたり
すごく芯が強い人が描かれる。

だけど、落語は
どうしようもない主人公がどうしようもないまま
終わることだってある。

それでもいいじゃないか。

人間だもの。

という弱いも部分もあってこその
人間だ!と肯定するものだという。

 

そう談志は赤めだかというエッセイの中で語っていた。

僕はいつでも人は強くなくちゃいけないんだ
って思っていた時期があった。

誰にも相談することができなかくて
赤めだかを読んでこっそり泣いた。

談志が僕に語りかけてきたような気がしたのだ。

特に染みた言葉がある。

それは嫉妬についてだ。

談志の嫉妬論

さて、談志にとっての嫉妬とはどうなものだ。

己が努力、行動を起こさずに対象となる
人間の弱味を口であげつらって、
自分のレベルまで下げる行為、
これを嫉妬と云うんです。

なるほど。

嫉妬というのは

自分を棚にあげる行為ってことなんだな。

さらに続く。

一緒になって同意してくれる
仲間がいれば更に自分は安定する。

本来なら相手に並び、
抜くための行動、生活を送ればそれで解決するんだ。

しかし人間はなかなかそれができない。

嫉妬している方が楽だからな。

だがそうんなことで状況は何も変わらない。

じゃあどうやったら変わるんだよ

よく覚えとけ。

現実は正解なんだ。

時代が悪いの、世の中がおかしいなんと云ったところで仕方ない。

現実は事実だ。

そして現実を理解、分析してみろ。

そこにはきっと、何故そうなったかという原因があるんだ。

現状を認識して把握したら処理すりゃいいんだ。

その行動を起こせないやつを俺の基準で馬鹿と云う。

人は嫉妬する生き物だ

しみる。

心の底まで。

だけど、やっぱり人は嫉妬する生き物だと思った。

嫌なことからは逃げたい。

逃げるのっていうのは簡単だ。

行動起こさずに
ただ口だけ動かしておけばいいのだから。

バカになるときだってあるさ。

だけど、ずっとそこでうずくまっていても
未来は変えられない。

そう思った。

抜け出したいと心から思ったのだ。

それから嫉妬することが減った

ちょっと俯瞰してみると
行動できることが見つかった。

あとで思い返すと本当にちっぽけなことだった。

だけど、あのころは重大な悩みで。

それでも行動するから
気持ちが晴れたという事実と出会えた気がした。

辛いことがあったらこの嫉妬論を思い出すのだ。

20151225105433

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