RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

「作る人」がいて「見出す人」がいたから、この世界に感動が生まれた。自閉症の僕が跳びはねる理由より

東田直樹さんをご存知だろうか?

東田直樹さんは自閉症でありながらも
自分ら心にある想いを言葉にして
自閉症の僕が跳びはねる理由
というエッセイ本に綴った。

それは2007年のこと。

ずっと知られていなかったその本は
世にでて8年目にして注目されることになる。
今では翻訳され世界中で読まれている。

そこにはとあるきっかけがあった。

アイルランド在住の
作家デイヴィッド・ミッチェル氏の目に留まり広めたからだ。

彼にも自閉症の息子がいる。

日本語教師の経験があるミッチェル氏は、
東田さんの本を読んで
まるで息子が自分に語りかけているように感じたと語っている。

ミッチェルさんは、これまで息子に対して
苛立ち怒りの感情を持ったこともあったそうだ。

だけど息子はずっと自分に何か伝えたくて
メッセージを送っていたという真実に
胸を動かされたという。

その感動はミッチェル氏だけではなく
世界の自閉症の家族がいる読者の心にも届いたという。

僕もドキュメンタリーの映像を見て
「他者の気持ちをもっと汲み取りたい」
と行動には必ず意味があると思うようになった。

彼らはいろんなことを感じ取り
僕らに伝えてくれている。

自閉症・発達障害とは

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自閉症の人の想いを代弁

東田さんはこう書籍で語っている。

僕たちは、自分の体さえ自分の思い通りにならなくて、
じっとしていることも、言われた通りに動くこともできず、
まるで不良品のロボットを運転しているようなものです。

いつもみんなにしかられ、
その上弁解もできないなんて、
僕は世の中の全ての人に見捨てられたような気持ちでした。

自閉症である彼らは
「考えることができないんじゃないか」

という憶測もあったなかで、
本書に書かれている葛藤を読んで
どれだけの人が捉え方を心を動かされただろうか。

「作り人」がいて「見出す人」がいたから感動が生まれた

今回の映画のような
ミッシェルさんと東田さんのエピソードから思ったことがある。

「作り人」がいて「見出す人」の役割によって
感動が生まることもあるということだ。

そして「受け取る人」がいて未来は変わっていく。

歴史だってそうだ。

過去に起こった出来事を紐解く人がいたから
過去の偉人の活躍を知る事ができたし

その事実を知った人たちが感銘を受けて
未来を変えていくことがある。

僕たちにもできること

「今、僕たちが取り組んでいることや
経験していることがもしかしたら
どこか違う国の人の役立つかもしれない。」

そう思ったら、とにかく僕は
想いを込めて発信し続けたいと思うのだ。

僕たちにもできることはある。

誰かの作品を見て感動したのであれば
その作り手を称え、情報を共有していこう。

もしかしたらその情報を見て感動した人が
これまでとは違う気分になったり
行動したりすることで
プラスに働いたのであれば
これほど嬉しいことはないのだから。

僕は今月も福祉勉強会「Shifuku」
歴史勉強会「偉人講座」を主催しているのも
そういったところからだ。

場で僕が知って欲しい人を
ゲストで紹介することで
そこから新しいつながりが増えている。

皆さんにはオススメしたい情報はあるだろうか?

あれば是非共有して
見出す人になることからでも始めよう。

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