RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

福祉職であれば誰でも学んでいる『バイスティックの7原則』の重要性を知る。原点に立ち返れるものはありますか?

先日、その人のためをと思って
ちょっと厳しめに指導した。
マナーに対して。

守秘のために内容は割愛する。

ただ、これまでできていたことが
できていなかった。

他人であっても
その行為に対して不快に
思うような内容だった。

だから、その人のためにと思って
その行動を選択した。

ただ、知り合いと
バイスティックの7原則の話になって
自分のその指導は果たして正しかったのか?
と自問自答することになる。

今回はソーシャルワークにおいて有名な
バイスティックの7原則とはそもそも何なのか?
そして原点に立ち返ることについて
書いていく。

福祉の現場だけでなく
教育現場であればどこでも
参考になる規範なので一読して欲しい。

バイスティックの7原則

バイスティックの7原則
ソーシャルワーカー(社会福祉士と精神保健福祉士の総称)
の対人援助技術の一つ。
対人援助にかかわる援助者の行動規範だ。

原則1:個別化の原則
(クライエントを個人としてとらえる)

原則2:意図的な感情表出の原則
(クライエントの感情表出を大切にする)

原則3:統制された情緒的関与の原則
(援助者は自分の感情を
自覚して吟味する)

原則4:受容の原則
(受け止める)

原則5:非審判的態度の原則
(クライエントを一方的に非難しない)

原則6:自己決定の原則
(クライエントの自己決定を促して尊重する)

原則7:秘密保持の原則
(秘密を保持して信頼感を醸成する)

の7つから構成されている。

この内容は
相手と良好な人間関係を築く上で、
相手があなたに期待することだ。

本当はもっと一つ一つのことについて
沢山の注釈があるけれど
説明すると長くなるから
また別の機会に触れて行こうと思う。

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僕とバイスティックの出会いとそれから

僕が西南学院大学の福祉学科で
最初の頃に
「7つの原則はテストに絶対に出るから!」
と言われ何度も何度も暗記した
福祉系の専門学校や大学であれば
必ず教える内容。

アメリカのケースワーカーで
社会福祉学者のフェリックス・P・バイステック
によって1957年に提唱された
原則である。

とはいえ、学生の時には
その重要性を認識できていなかった。

しかし、今になってわかる。

何かハプニングがあった時も
突き詰めれば原則に大体当てはまる。

もしうまく対応がいかなかったとしても
その原則を基にチームで話し合うことができるのだ。

今回の事例を観る

僕の事例は原則3
援助者は自分の感情を
自覚して吟味しなければならない。

原則5
非審判的態度の原則
(クライエントを
一方的に非難しない)

という観点から反省することができる。

相手の心を理解し、
自らの感情を統制して
接することができていただろうか?

善悪の判断を判じることなく
その善悪の判断も
クライエント自身が行えるように
サポートすることができただろうか?

自分が日々している選択を
ひとつひとつ原則に沿って
照らし合わせ組織で共有していく。

上手くいかなかったことも
「ダメだった~」

で終わらせず

どのような問題だったか
対応したかを整理すると
次に活かされるはずだ。

原則に立ち返るということ

「福祉は大事なのは心だ。」
と良く言われる。

間違ってはいない。

だけど主観ではなく行動分析などの
正しい知識と技術も行動規範も必要だ。

過去の財産にアクセスしなければ
0からスタートするのは勿体ない。

当たり前といったらそれまでだけど
何度も見直して
基本に忠実であることで
気づけることは幾らでもある。

みなさんには、
何か立ち返る原則や教えはあるだろうか?

もしなければ
バイスティックの7原則から始めてみては?

ブレない自分の基盤を作っていきたいものだ。

立ち返る場所としては
スティーブン・R.コヴィーの
7つの習慣もオススメ。

そしたら、ばいばいばい。

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