RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

子どもたちの不登校から見えてくる僕たちの地域のこと 君の未来は無限大 長阿彌幹生さん

先日、デンマーク研究会に例会に参加してきました。
主催は長阿彌幹生先生。
長阿彌先生は、
1996年にわが子の不登校をきっかけに不登校に関係する研究所を仲間と設立。
2012年4月からは福岡市教育委員会と共働して
「不登校よりそいネット」をスタートさせて、福岡市における不登校の当事者支援体制の充実を目指されています。

僕が2年前にデンマークに研修へいくきっかけになった方です。
そこで配布されている資料に目にとまりました。

それは
「ふくおか不登校フォーラム2015年」
福岡の20団体以上が参加する不登校をテーマにした大きなフォーラム。

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長阿彌先生はこちらの実行委員長を務められているということもあり、
非常に興味があり取材をさせていただくこになりました。

今回は長阿彌先生(以下敬称略)が取り組む中で気づいたこと、伝えていきたいことを伺いました。

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福岡市の不登校の現状

中尾:不登校の現状はどうなっているのでしょうか?

 

長阿彌:不登校は全国ベースで17万人。
全国的には子どもの数は減っているのに不登校の数は増えています。
だいたい30人に1人は不登校なので各クラスに1人はいるような形になります。
ただ、福岡市は子どもの数が増えているのに、不登校の数は減っています。

 

中尾:それはなぜなのでしょうか?

 

長阿彌:福岡市の場合はいろんな対応が進んでいるのでいるからです。
ネットワークでいえばこれだけ地方都市で活動しているNPOはないと思っています。
例えば不登校の生徒が多い24校に対して不登校の子だけをみる先生が派遣される。
ステップルームなどで勉強などを見ていきます。スクールカウンセラーが配置されています。

強みは行政と協力して進められているからでしょう。

つまり、対策を打てば不登校を減らすことは可能ということです。

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両輪があってはじめて前に進む

中尾:様々な要因があると思いますが、
なぜ子どもが不登校がでてくるのでしょうか?

 

長阿彌:それは大人社会の利己的な考え方を押し付けることが1つの原因でしょう。

学歴主義とか利己主義が一部の子どもたちにとっては非常に窮屈にしていて
不登校の原因を起こしています。

不登校の課題を解決するため

なので2つの取り組みが必要となります。

まず既に不登校になった当事者とその家族のサポートやケア。

そして社会の仕組み自体を変えることです。

 

自分の考え方が全て正しいわけではないことを知る

中尾:先生が活動するなかで気づいた課題とは何でしょうか?

 

長阿彌:私にも一緒やっている人にも不登校の当事者にもある考え方。

それは自分の考え方が正しいと固執すること。

自分の考え方にしがみついていると人の話なんて聞けませんよね。

私は毎年デンマークに行っていますが、

デンマークの人たちは自分たちの考えを持っています。

ただ、自分の考え方に執着しません。

 

 人に対して敬意を払う

中尾:それってすごいですね。自分の考え方をしっかりもちながらも執着せずに話していけるなんて。
なぜそれが可能なのでしょうか?

 

長阿彌:デンマーク人がなぜできるのかというと
子どもであれ、
お年寄りであれ、
障がい者であれ、
一人の個人に対する敬意を払っているからです。

もっと気持ちを聞いていくと自分の気持ちを受け入れてくれていると気づく
そうすると認められていることを感じて元気がでてきます。
その循環系をどのように作り出しているものを家庭に作り出していくことが私の取り組みです。

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ふくおか不登校フォーラム2015について

中尾:最後に2015年のフォーラムについてPRをお願いいたします。

中尾:興味ある方はぜひご参加ください。

長阿彌先生ありがとうございました!次回はデンマークについて伺いたいです

追記

フォーラム以降もイベントを開催していきます。

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