料理ってクリエイティブ。ガパオライスを作りました。
時には料理を作ろう!と思い立ち妻に「何が食べたい?」と聞いてみた。
妻「ガパオライス!」
僕「何それ?」
初めて聞いたオーダーに聞き返したけど、返答がなかったのでGoogle先生に聞いてみた。
どうやらタイの料理らしい。
クックパッドでガパオライスを調べて、近くのサニーで食材を購入。
クックパッドを見ながら、作ってみた。
パプリカ・玉葱・小松菜を切って、鳥のひき肉を炒める。
オイスターソースや中華スープの素を入れて、バジルそして生姜を隠し味に入れる。
レシピ通りに作ってみたんだけど、なんかタイっぽくない。
妻に味見してもらうと、「あ!これいれてみるといいかも!」
といって、ナツメグというスパイスを少々入れた。
そして食べてみたい本場で食べるようなタイの味になっていた。
ちょっとしたスパイスでこれだけ風味が変わるとは・・・
料理の面白さを感じた瞬間だった。
そして、ほぼ日で有名なコピーライター糸井重里さんのクリエイティブという言葉が蘇った。
クリエイティブって◯◯だ!
皆さんにとってクリエイティブってどのようなことを言うだろうか?
僕はカタカナだし、すごい芸術的なことを発想することだと思っていた。
ただ、昨日参加したトークセッションで糸井重里さんがおっしゃっていたのは
「クリエイティブっていうのは、『あ!いいこと思いついた!』という状態」
という。
そう考えると僕にもそんな、シーンはあるなって思ったし
料理ってめちゃくちゃクリエイティブやん!ってことに気づいた。
そしてこの「あ!いいこと思いついた」って瞬間を私生活でも仕事でもたくさん発生させたいという気持ちになった。
「あ!いいこと思いついた!」って瞬間どうすれば作れる?
じゃあ、どうやってこんなワクワク瞬間をどうやったら作るれるだろうか?
料理で考えてみる。
新しいレシピに挑むとき
まずは新しい料理や味に挑戦する時だろう。
そもそも味噌汁など何度も作ったことのある料理では、工夫をさほど考えない。
今日は違う料理を作ろうと思ったときに、美味しい味を求めていくときに「あ!いいこと思いついた」という瞬間はやってくると思う。
調味料それぞれの味を良さ把握している
妻がナツメグというスパイスを入れるといいのでは?と閃いたのはその味を知ってたからだ。
つまり経験。いろんな味を知っているとその味に近づけることができるのだ。
知っているスパイスで、その良さを把握しているから「いいこと」に結びつく。
チャレンジを許容されている環境であること
最後は、そのチャレンジをしても良い環境であるかが重要かもしれない。
食べる人がアレルギーであったり宗教の関係で食べることができないという場合、どれだけいいことを思いついてもダメ。
あとは家庭によっては奥さんから「その材料は高いから使っちゃダメ!」と禁止されてしまえば実行できないのだ。
そして、あまりにもダメよダメダメ状態が続くと挑戦する気が失せてしまう。
仕事に置き換えてもみた
仕事に置き換えてみても結構当てはまる気がする。
課題や実現したいことなど挑むことがあって、人や商品があって、その挑むことを良しとされるている環境というのは、良いことを思いついた後に実現されていく。
僕はできるれば「あ!いいこと思いついた!」だけでなく、それが実現され続ける風土のある組織にしていきたいと思う。
僕たちは誰しもクリエイティブな要素を持ち合わせているかもしれないと思わせてくださった糸井重里さんありがとうございます。