RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

社会信用システムは何をもたらすのだろうか?

他者から信頼信用される人間であるということは、生きるうえで大切なことだ。

きっと、そう言われると縦に首をふるだろう。

しかし、その信用が監視されてスコア化され、罰則が与えられるとしたらどうだろうか?

中国では、まさにそのシステムを取り入れようとしている。

僕は、この社会信用システム、

管理する側によっていかようにも操作できるのであれば廃止するべきだと考えている。

正当性はどのように図るのだろうか?

その政党の思惑通りに反対するものは、信用できないと烙印を押されるなんてことも起きるかもしれない。

中国政府は2014年に初めてこのシステムを提案、市民の行動を監視し、ランク付けし、スコアが高いものに恩恵を、低いものに罰を与えると発表した。この制度の下で、エリートはより恵まれた社会的特権を獲得し、ランクの底辺層は実質的に二流市民となる。この制度は2020年までに、中国の人口14億人すべてに適用されることになっている。

天と地

信用される人間の人生は、その信用を失わない限り、豊かなになっていく。

自転車などが無料で借りることができたり、お金も借りれる。

学歴ではなく信用スコアが高くないと入れない場所に入れる。

お見合いでも結婚相手の対象になるなど、恩恵は計り知れない。

しかし、信用がないと判断されると地に落ちる。

航空サービスを使用できないくなり、不動産も制限をかけられる。

自分だけでなく、子どもにも進路選択にも影響を及ぼす。

天と地の差が生まれる。

信用スコアがもたらすもの

たしかに成果は出ている。

万引きなどの犯罪がなくなったりと、監視されることで治安が良くなるという一面はある。

献血に貢献する人が増えることもいいことだ。

だけど、それはその人たちの意思なのだろうか?

なぜか人間がロボットに近づいていっているような気がした。

何もトラブルもなく、円滑に物事が進んでいく。

どうやら中国のブログ記事の中では、信用スコアを稼ぐ方法なども公開されているそうだ。

信用スコアがもたらすものは、極端に言えば自分の考えを国の正義に委ねる人を増やすこと。

きっと自分の考えとルールとで切り分けは、できるんだろう。

それでも自分の気持を抑制する機会が増えるだけ、自分というものが失われていく気がする。

この実験がどのような影響を及ぼすのかに注目したい。

合わない時に、別の経済圏で生きるという選択もできる準備はしておいたほうが良さそうだ。

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