RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

福祉にこそ情報のキュレーションが必要

〜前回からのあらすじ〜

僕は今、「誰もがいきいきと暮らせる町を目指して」という人権に関するテーマで執筆の依頼を受けている。

いきいきと暮らせている状況を描くためにはどうしたらいいんだろうか?

その時に、一つの課題となっていると感じるのが情報が必要な人に届いていないということ。

情報が膨大に溢れ、簡単に無料で手に入るようになった。

だけど、どの情報が正しいのか?

何が自分にとって必要な情報なのか?

その判断軸がないと選ぶことができない。

もしも情報を得ていたら、できていた選択も見つけることができずに困窮している。

そういった出来事はざらにある。

例えば、生活保護。

本当は受給できるはずなのに受給できていない人が多いのは、

情報がバラバラで複雑すぎるというのも一つの理由としてあるのでは。

そこで必要なのがキュレーションだ。

キュレーションとは何か?

キュレーションとは、

インターネットの情報を収集して、特定の切り口でまとめて公開し、新たな価値を生むこと。

もともとは、博物館や美術館などの展覧会を企画する「キュレーター」から派生したらしい。

いい情報を書く作りては、増えている。

だけど、その情報をまとめて編集する人がこれから必要となると言われている。

福祉にこそキュレーションが必要

僕は、そういったキュレーションをやっていきたい。

目利きについては、まだまだだけど

自分が見たり聴いたりした情報が誰に必要なのかを見極めて

偏らないように関連した情報を編集して届ける。

何度も検索する手間が省けるだけでなく

読んだ人が、いくつかある候補の中からベストな道を選んでいけるようにしていきたい。

そして、専門家が書いた記事でもっと噛み砕かないと理解できないんじゃないか?

と思える記事があれば、たとえ話を入れてより理解しやすくするというのも一つだ。

例えば最近書いた、生きづらさに関する記事。

生きづらさがどこからやってくるのか知りたい人に対して、自分が今も参考にしている情報をまとめた。

・「生きづらさ」は、どこから生じるのか?当事者の声に耳を傾ける

【メディア編】

【マンガ編】

【シネマ編】

自分だけの経験だけで情報を作ると主観的だし、全てを補うことができない。

人の情報をただ、並べているように見えるかもしれないけど、

他者の経験や知識をテーマに合わせて編集することも一つのセンスが問われる。

LITALICO仕事ナビ

そのほかにも紹介したいキュレーションサイトがある。

それはLITALICO仕事ナビ。

これまで働くことに障害のある方が自分にあった仕事や就職支援サービスを探しにくかった。

事業所の情報がそもそもないことがあったり、更新されていなかったり。

他の業界では当たり前のようにある情報が最近までほとんどなかった。

そこで登場したのが「就職情報サイト」仕事ナビ。

LITALICOさんが代わりに情報をまとめて公開しているので、このサイトを見ればわかるようになっている。

キュレーションは慎重に

そこで紹介する記事の内容が誤っている可能性だってある。

だから、情報選びは慎重にならないといけない。

以前、WELQという医療・ヘルスケアのキュレーションサイトが不正確な医療情報を流していたとして問題となった。

科学的根拠がなく、大切な閲覧者のことよりも、自社サイトの儲けが先行して起きたもの。

読み手の自己責任というように投げてしまってはあんまりだ。

しっかりとキュレーションする人が、責任を持って記事の内容を把握して紹介することが必要となる。

その記事のライターが信用できるから問題ないではなくて、自分の目で真偽を確認しなければならない。

人だから間違えることはある。

だけど、自分のなかでの自信を持って提供できているかどうかは大切だろう。

当事者の声や最新の情報をいち早く見つけて、編集し、必要な人に届ける。

小さいことかもしれないけれど、受け手が変わるキッカケになればと願い発信していきたい。

Photo by Antenna on Unsplash

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ