RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

障がい者を作っているのは私たち?問題点を経済学の視点から考える

いま、障がいのある方の働く場で大量解雇が起こっているをご存じだろうか?

2017年は過去最多の23件だったことが、民間信用会社の調査で判明した。

商品販売の不振ならまだしも、放漫経営が9件。

私利私欲のために経営して、

国から出たお金を不正に使用していた。

倉敷で大量解雇したグループ会社は200人解雇している。

障がいのある方の支援のためにと考えられていた政策が悪用されたのだ。

自分自身、5年間この業界に携わってきた。

障がいのある方のために

どういう環境づくりがいいのか試行錯誤をし続けてきた人たちを知っている。

だからこそ、反面このような悲しい出来事を聞くととても虚しい気持ちになる。

本当は働くことができるはずなのに、

こういった健常者の私利私欲が障がいのある方の社会進出の障がいとなっている。

障がいはいつどのタイミングで自分と接点を持つかはわからない。

自分が交通事故にあうかもしれないし、

子どもや家族に障がいを抱えることになってもおかしくないのだから。

知ってもらいたい。

だけど、知ってもらうためには、福祉ってこんな状況なんですよ。

と福祉側だけの目線だけで話しても何も伝わりにくい。

誰もが共通認識している数値等を交えて伝える必要があると考えていた。

障害者の経済学

そんな時に、手に取ったのが中島隆信氏の「障害者の経済学」という本だ。

筆者は慶応大学の経済学専攻の教授。

障害者の経済学について書いた理由はお子さんに障がいがあることが要因となっている。

障害者福祉で今起こっていることを感情的にではなく、

もっと客観的に捉えていきたいと考えていた矢先だったので衝動買いした。

目次の内容が興味関心があった。

・障がい者問題の根底にあるもの

・障がい者のいる家族の問題

・障がい児教育

・障がい者施設のガバナンス

・障がい者就労の「働き方革命」

ある一側面だけを見ても解決できない問題が幾つもある。

多面的に見て、どのように連携を取っていくかが肝になるはずだと確信した。

経済学は人を冷静にする

当事者になると視野が狭くなり問題の本質が見えにくくなってしまう。

経済学は感情的に訴えかけるものではない。

中島氏の言葉を引用すると

経済学は人間の行動の背景にある動機や社会のしくみに目を向ける。

つまり経済学的な思考を進めるためには最も必要とされるのは、

観察される社会現象に対して「なぜ?」という疑問を持つことである。

感情は問題を解決するための原動力にはなるけど、

問題の解決を時には妨げてしまうことになる。

少しずつではあるけれど、

障害者の経済学を自分の経験を交えて、

どのようなアクションを起こせるかブログに残していきたい。

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