RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

多様性は理で捉え、意志で束ねる。多様性が目的は最悪

NewsPicksというニュースアプリのコンテンツで毎週水曜日の22時から放送されているWeekly Ochiai。

落合陽一さんと専門家が1時間対談していくという番組だ。(有料会員のみ閲覧可能)

先週の対談が多様性をアップデートせよ!というタイトルで

株式会社ジーンクエストの高橋祥子さんとの対談が行われた。

「多様性は大事だよね。」

と言われれば、ほとんどの人が

「そうだよね。」

と答えそうだけど

なぜ大事か上辺ばかりの理解で多様性の取り組みが進んでいる社会。

これは、働き方改革のように形だけやってしまい弊害が出ているのに少し似ている気がしていた。

なぜ、多様性が必要なのか?

高橋祥子さんは、多様性が目的になってしまうと最悪。

と語った。

その真意について紹介したい。

同質の部分に目を向ける

多様性というと、何を対象にしていることが多いだろうか?

日本人30歳の男性であれば、

女性、外国人、高齢者、子ども、障がい者などを挙げるかもしれない。

それは、完全に主観。

その人たちとの遺伝子は99%が一緒。

ATGCのゲノム配列の最後のアルファベットが違うぐらいしか変わらない。

人は、たったその0.01%を区別して、違うものとして扱うけど、

宇宙規模で考えるとほぼ同じだ。

異質の部分に目を向けて、同質の部分を見ることができないのが今の現状。

デンマークの旅行会社のDNAの実験でも同じように、外国人とさほど変わらないことが判明している。

多様は、まだまだ外見のことで言われることが多い。

ただ、個性や才能など見えない多様もあることを忘れてはいけない。

障がい者就労に携わるなかで障がいの多様以上に、

僕は見えない多様、強みに目を向けることが多い。

そっちの方が役に立つというより関わるのが面白くなってくる。

多様性が目的になるとどうなるか?

多様性が必要なのは、種が生き残っていくため。

歴史の観点でも、他の動物を見ても同様なことが言える。

必要性があって、多様となっていった。

ただ、沢山の人がとにかく集まるとなってしまうのは、

絵具が混ざるり過ぎると茶色になるのと一緒で、あまり良い結果は招かない。

大事なのは、ビジョンに人が集まり、その人たちがたまたま多様だったという過程。

多様な人を集めることが目的になった組織は、

折り合いが悪く、なかなか連携が取れない。

社会が号令をかけたからといって、目的を理解せずに行動することは周りを不幸にする。

その号令の真意が何なのかを自分たちで考えていかないと。

そこに人が集まり、多様な思考や個性が活かしあうことで相乗効果をもたらし未来を作っていく。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ