RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

誰もが幸せに暮らせる小さな離島は存在するのか?ハッピー・リトル・アイランドを観て幸せについて考えた

先日、Book Cafeホンバコさんにて

『ハッピー・リトル・アイランド-長寿で豊かなギリシャの島で-』の上映会があった。

映画は、だれでも自分の映画館をつくることができるサービス

『popcorn(ポップコーン)』を利用されて上映している。

マイクロシアター「popcorn」は、地方でこそ普及するべきサービスだ!

ハッピー・リトル・アイランドとは

経済危機に揺れるギリシャの若者が理想の生活を求めて

離島に移住したところを追ったドキュメンタリー映画。

ギリシャでは3人に1人が貧困に陥り、

若者の失業率は50パーセントを超えて、移住する人が増えた。

監督が35歳でIT企業を辞めて、イカリア島のボロ家を修復して

農業をしながら自活していくトドリスという男性の姿を描いていた。

今回はハッピー・リトル・アイランドと呼ばれるイカリア島の人たちの暮らしから

誰もが幸せに暮らせる小さな離島は存在するのか?

そして、何が幸せを生むのか考えていきたい。

誰もが幸せな場所は存在するのか?

鑑賞前は、共助しながら、みんなが幸せに暮らしているところを描いた映画だと予想していた。

幸せになるコツを学ぶ気満々で観ているとそんなに単純なものではない内容。

確かに、この離島では、長寿で豊かに暮らしていた。

毎日が幸せだと言っている人。

笑顔で手を取り合っていく人たちの姿はあったが、

だからといって、全ての人が幸せそうかというそうではなかったのだ。

移住したばかりのとドリスは最初から溶け込めずにいた。

誰もが幸せに暮らせる小さな離島は存在しない。

幸せに暮らすための基盤はあったとしても、幸せに暮らせるかどうかは自分次第だ。

では、この小さな島でどのような人が幸せに暮らしているのだろうか?

幸せに暮らすために必要な7つのこと

幸せな人には共通点が7つあった。

輪の中に溶け込み共同体のなかで生きること

贅沢を求めないこと

幾つかの生活基盤を持っておくこと

とにかく毎日働くこと

共助を受け入れること

人が困っていたら助ける

人に頼る

自分のことで精一杯であれば孤独な生活を余儀なくされるというものだ。

島で長らく暮らしている人でさえ、

蜂蜜を加工だけでなく、農業もするなど収入源を幾つか確保していた。

またIT企業から全く違う働き方である農業にチャレンジするというのは、

そんなに簡単なものではないのだ。

贅沢を求めないのは時代背景がそうさせていた。

貧困な状態が続き、求めることをやめたのだ。

それが小さな幸せを感じられるようになったようだ。

本業プラスαを

本業で専門性を身につけておくことは言うまでもなく大事だ。

だけど、ギリシャのように今の業務を活かせなくなってしまうことを想定して

余裕な時こそ、他の能力も高めておく必要がある。

これは単に本を読んで座学で身につけるというレベルではなく

経験を出来る機会があれば、実際にやってみると良い。

副業・兼業ができるる環境であれば、積極的に取り入れよう。

お金だけが資産ではなくて、

いまはこのような体験をいかにできるか求められている。

日本もこのような状況に陥らないという保証は全くない。

共助を受け入れるようになる

人に頼ることが苦手という人は、きっと昔より増えているはずだ。

僕もその一人で、出来る限り自分のチカラでやって

相手に迷惑をかけたくないと考えている。

共助社会について

だけど、今回の映画を観て、互いに助け合うことによる豊かさを感じた。

一緒に野菜を育て出来高を分け合い暮らしていく。

昔の日本のように助け合わないと生きていけない状況だったからというのもあるけれど

一人で味わう幸せよりも誰かと一緒に分かち合うことが好きだ。

生き物で唯一、人だけがする行為があるという。

それは、困っている赤の他人を助ける行為。

なぜなら人の脳が、人を助けると幸せを感じるようになっているから。

オキシトシンという働きのおかげらしいのだけど、よくできているなーってつくづく思う。

お金は必要だけど、そんなにたくさんは必要ない。

生きていける分があって、あとはそれぞれ物々交換して補いあう。

鳥取に来てこれが如何に幸せか知ることができた。

いま、若い人でも体を動かさずお金を稼ぎやすい時代に突入している。

誰かと関わることなく、助けられなくても生きていこうすれば生きていける。

だけどそれが本当に幸せな人生につながるかというとそうではないはずだ。

その後に何にお金を使うか?時間を使うか?

そして誰と時間を過ごすかが重要だ。

ハッピーリトルアイランド。

生き方、働き方について考えさせる映画なので、ぜひご覧あれ。

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