RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

自分自身に何を問う。『自省録』から振り返る意味を学ぶ

昨日は、鳥取読書道場にて自省録を課題図書に議論しました。

自省録という本は、皇帝マルクスが自分自身を内省するために書いたものをまとめたもの。

そのため、構成がバラバラで一つ一つが関連していないものもあります。

それでも、家族のことを丁寧に分析して良いところを自分の血肉としようとする姿勢や

一つの出来事、自然の些細な動き、などあらゆることから学びとろうとするマルクスの考え方がめちゃくちゃ伝わってきます。

僕自身もよく振り返るのですが、自省のレベルが桁違いでして、

ただあったこと思ったことを書き留めているぐらいのレベルです。

なぜ振り返るのか?

その違いは、何なのでしょうか?

「なぜ内省するのか」という部分が何であるかがその違いをもたらしているのだと思いました。

マルクスが内省する理由。

それは、きっと自分の欲を自制して善い政治をして民の幸せをもたらすためだったはず。

名誉を愛する者は幸福が他者の中にあると思い、享楽を愛する者は自分の感情に中に、もののわかった人間は自分の行動の中にある。

そして

もっともよい復讐の方法は自分まで同じような行為をしないことだ。

など、本当は名誉を得たい。復讐もしたい。

という気持ちがありながらも、

記録して善い在り方を見つめることで抑制していたのかもしれません。

日本では、倍返しだ!で有名な半沢直樹や忠臣蔵が人気です。

アメリカの映画も結構、誰かへの仕返しが描かれていたりします。

その主人公を通じてみる景色は確かに快感かもしれませんが、

その行動は負の連鎖を生んでいるかもしれません。

僕の心のなかには、まだまだ人を羨んだり、名誉のために動いているところが今もあります。

さらには、不誠実な対応には怒りを覚えることもあります。

そのちょっとした私欲がもしも誰かを貶めたりする引き金にならないよう

自分にとって善い行いとは何か?

振り返ることで、正しさ、価値観を見つめることができ

具体的な行動まで至らないとしても、

積み重ねていくことで出来事に対して誠実な行動ができるようになります。

自省録は、内省のお手本とも呼べる古典です。

ぜひ、自分自身と向き合っていきたいと考えている方は一読してみてください。

きっと気づきがあるはずですよ。

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