RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

自由とは何か?自分自身をよりどころにする生き方

自由って何だろう?

エーリッヒ・フロム氏の自由からの逃走を読みながら、首をかしげた。

自由について、

ありのままの自分で、縛られずに生きること

と書かれていた。

自分がやりたいことを何でもできるとか、

欲しいものを何でも手に入れられる自由をイメージしていた自分は

ふと、僕は自由であることを求めているのだろうか?

と考えていた大学時代の自分のことを思い出した。

高校を卒業して、大学に入学するといろんなことが自由になった。

何を学ぶかだけではない。

学校に行くかどうかも自分で決められるようになった。

先生から怒られることはない。

アルバイトも自分で何をするか選べたし、

そのお金を何に使うかも全て自由だった。

自由最高!

って思っていたのは、二年生までだったのだ。

今回は自分の経験を基に自由とは何かを考えていきたい。

自由には責任が伴う

自由にしすぎていたから、単位がギリギリになっていた。

卒業できるのか?

と不安になり始める。

さらには、三年の就活のシーズンに入ると、後悔することが多々あった。

何を選んでいいのかわからなかった。

福祉学科に入学はしたものの、あまり勉強できていなかったし

興味あるものなんてなかった。

これまでは、偏差値とかで高校も大学も選んできたし、

試験対策の方法を先生から教えてもらっていたから、

何を勉強すればいいかも明確だったから。

不安になり、無力さを感じた。

社会人になるにつれて、

自分で決めないといけないことが増えて辛くなっていく。

自由にしすぎて気づいたのは、自由には責任が伴うということ。

自由には能力が問われる

さらには、やりたいことがあっても能力がなければ、

自由に選べないことを知った。

学校の先生になりたいとこの時期に思っても、

先生になるための勉強をしていなかったため

選ぶことができなかったのだ。

他者からの目からの束縛

そして何より厄介なのは、他者の目だ。

自分が好きなこと、やりたいことよりも

他者から良く思われるための思考が先行してしまっていた。

承認欲求というやつだ。

これだと、どこで働いても続かないことが目に見えていた。

選べる自分自身がいないと自由は不幸でしかないと思った。

不自由の方が幸せか?

じゃあ、考えずに自分が生活できたほうがいいかというとそうでもない。

組織に絶対的君主がいたらどうなるだろうか?

食べるものも着るものも働き方も全て決められ、

自分では何も決められない不自由さはきっと耐えられないはずだ。

決められすぎてしまうと自由を自分で制限してしまうという話は

鎖につながれた象の事例からもわかる。

鎖につながれた像

小さい時に象が鎖で杭でつながれていて、逃げられらなかった経験から

大人になって軽々と抜けるはずなのに逃げようとしないそうだ。

肉体的に縛られていないが、精神的に縛られ不自由になっている。

これは、人間社会でもいろんな場面で起きている気がしている。

アメフトのニュースが世間を賑わせているけど、

選手は象に近い状況だったのかもしれない。

どうすれば自由に生きられるのか

じゃあどうすれば、抜け出せるかというと他の組織をきちんと知ること。

自分の今いる組織だけしかしらないと、それが当たり前だと思ってしまう。

だから、ちょっと外に出て、他の国とか会社を情報として加えるだけで、

不自由さや合わない環境にいれば、違う場所に行くという選択肢が生まれる。

きっと学校から、病院から、子育てから、など特定の何かからは自由にはなれても

法律やルールがある以上、何かの制約のなかで生きていきていかないといけない。

好きなものを食べたいからといって無銭飲食したら、

お店に迷惑がかかり法律により捕まる。

欲しいものを何でも手に入れられる自由なんてことはないのだ。

自らに由ること

腑に落ちた自由の解釈は、自らに由ること。

つまり、自分自身を頼るということだ。

英語では、freedomとlibertyの2種類があり意味が異なっている。

freedomはどちらかというと受動的な意味で

libertyは能動的で自らに由るの意味と近い。

日本は、意味が混同しているから、はき違えてしまうのかもしれない。

自分自身を信じて様々な制約を知ったうえで、

自分が何から自由になりたいのかを知ることだ。

社会と調和するなかで暮らし、周りを認めることも

自分が何を譲ってOKで、何が譲れないかが明確にあると生きやすくなる。

今回は自由だったけど、言葉の解釈次第大きく生き方が変わると気づかされた。

自由とは何か?

こう聞かれたら、皆さんはどう答えるだろうか?

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