RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

第70回 偉人講座『本居宣長』日本人とは何かを問う。

僕たちは何千万年も前に書かれた書物に出会うことができる。

なぜか。

それは、残すために命をかけた人たちがいたから。

この事実を忘れてはならないと思うのだ。

先日、残そうとした人物の一人である本居宣長に関する勉強会が開催された。

日本人とは何か?

本居宣長は35年間、自費出版で古事記を発行し続けた。

なぜ本居宣長は人生をかけて

古事記という書物を残そうとしたのだろうか?

本居宣長という人物は特段なにか動いたというわけではない。

一つの居場所から筆を持ち、書き続けた人だ。

古事記という日本最古の書。

論語のように教えを書いたものではない。

神様たちの物語が淡々と続く書物である。

僕も読んだことがあるけど決して何か学びがあるわけではなかった。

じゃあ学びがあるもの、利益のあるものだけ全てなのだろか。

それが生産性のなければ無価値なのだろうか?

人生にとってもっと大切なものがあるんじゃないか?

日本人とは何か?

私たちの原点は何だろうか?

ということを当時の人に自身に問うて欲しかったのかもしれない。

立ち返るものはあるか?

絵が美しいと素直に思える心。

嬉しい時は嬉しく。

悲しい時に悲しいと言える感情だったりする。

だったりする。

全ての基準を合理的なことで判断していくのであればロボットだ。

心がなくて理性だけの生き物だったら
弱い人や国から全てを奪い取り、生き残るという選択だって起こるかもしれない。

でも僕らには人の痛みを感じることのできる心がある。

想像することができるのだ。

敷島の 大和心を 人問えば 朝日に匂う 山桜花

と本居宣長は句を残している。

大和心、日本とは何か?という答えはきっとすぐそばにあって

ただただ、気付いていないだけかもしれない。

立ち返って欲しいものは歴史に刻まれている。

それは待っていても知ることはできないだろう。

歴史の点と点をつなぎあわせて線で手繰り寄せていく。

自分から歩みよるほかないのだ。

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