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映画監督の役割とは?映画製作の魅力に迫る 『笑ってぜひとも!』vol.2

「笑ってぜひとも」は同世代の世界で活躍している映画監督・小田憲和さん。

前回の佐々木くんに引き続き若手で活躍している方へのインタビューが実現しました。

そもそも笑ってぜひともってなんなんだって方のためにおさらいを。

簡単に言うと、笑っていいとものパクリです!

あのタモリさんが続けてきた長寿番組の人気コーナーのテレフォンショッピングを真似して
身の回りの友人をテレフォンでつなげていきたいと企んでいます。

そして、最終的にはタモリさんにつながるといいなーなんて本気で思っている企画なんです。

でも、ただ取材は真剣に。

今回は大橋のカフェでみっちり2時間取材させていただきました。

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まずは、小田さんのプロフィールを引用させていただきご紹介を。

小田憲和

九州大学大学院芸術工学府卒業後、クリエイター集団TriFのディレクターとして活動。 監督・脚本を務めた「ぼくたちはここにいる」が中国で最大規模のインディーズ国際映画祭で1004本のうち10本に選出され、 最優秀撮影賞ノミネート、最優秀編集賞ノミネート、最優秀音楽賞受賞する。

「ぼくたちはここにいる」

 

他にも福岡の人であれば誰もが知っている音楽イベント「SunSetライブ」のCMや

歌手・モデルのPVの作成も手掛けてきています。

また福岡のアイドルのPVも・・・

歳は僕の1つ上っていうんですから驚きです。

ここまでのプロセスがとても気になるところです。

 

小田さんとお会いしたきっかけ

ある日、お世話になっている経営者から

「中尾くんと同じ歳ぐらいで熱い映画監督がおるけん紹介しちゃーよ。」

声をかけてもらったこと。

現場でばりばり仕事しているところだったのでその時はあまり話せなかったのですが、

もっと話したいって気持ちが強くて取材を申し込みました。

そして快く引き受けてくださいました。

どんな話が繰り広げられるんでしょうか?楽しみです。

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シナリオライターから映画監督へ

中尾:小田さん、本日はお忙しい中ありがとうございます。

これまで取材してきたのですが、映画監督は初めてということもありとても楽しみにしてきました。

僕は映画好きで、邦画も洋画もあらゆるジャンル見るんですが、小田さんはどんな映画が好きなんですか?

小田さん(以下敬称略)ロードオブ・ザ・リングが好きです。

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中尾:え、、ふつうすぎてびっくりしました。
確かに面白いですが映画監督ってなんかもっとマニアックなやつかなーーって。

小田:僕は結構ベタなやつが好きなんですwあの映画の世界観に魅せられて映画が好きになったようなものですから。

中尾:ということは、その時から映画監督に目指すようになったんですか?

小田それもまたちょっと違うんです。実は、シナリオを書くほうから入ったんですよ。
それでそのシナリオができたやつをいつの間にか自分で形にしたいって気持ちが強くなって映画監督をするようになったんです。

 

今しかできないことを

中尾:小田さんがこれまでに撮ってきた映画の中で思い入れの強い作品はありますか?

小田:ありますよ。大学4年生の時に撮った『windmill』という大道芸の映画です。

中尾なぜ大道芸だったんですか?

小田:クラスメイトだった望月ゆうさくという友人が大道芸をしてたので彼の話を基にサクセスストーリーを描きました。
当時から世界3位という実力を持っていてすごい友人でしたね。他にも候補の作品はあったんですが
友人である望月と映画を作りたいっていう想いがあったので。
卒業する前に、今しかできないような作品を撮りたいと思ったんです。
今、思えば本当にバカみたいなことに挑んだとなーって思います。

中尾:それは力が入りますね。これまでとは何か違う試みをしたのですか?

小田:まずは長編映画を撮ったことがなかったので長編にチャレンジしました。

中尾実際やってみてどうでしたか?

小田:結構しんどかったですね。でも長編映画いけるなって思いました。
母校での撮影にもチャレンジしたんですが、最初は許可が下りなくて。
何度も粘ってやっとで撮れたものなんですよ。
といっても時間は30分以内。要は1度きりのチャンスしかなかった。

中尾:それはかなり緊迫した状況ですね。
上手くいったんですか?

小田望月が失敗することなく決めてくれました。
それもやはりプロだなーって思うのは、その場の空気を全部持っていくぐらいに引き込んでいきました。
彼の空気感と周りへの配慮にはいつも学ばさせられました。悔しいぐらいに。
許可を下してくれなかった人たちも最後は応援側に回ってくれて、
最後のカットは同じ母校で撮ったんですが、3・2・1の声をエキストラの人たちと一緒にやったんです。

中尾:それって、ほんとうのドラマみたいですね。

小田:そうなんですよ。実際にあったことを実は映画の中に盛り込んでますw
なのでこの映画には思い入れがかなりあります。

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ジャグリングアーティスト・望月ゆうさくさん

 

監督の役割

中尾:話を伺っているとなんだか熱くなってきました。
監督である小田さんを通じて俳優、カメラマン、エキストラの方たちの距離がぐっと縮まっていたように感じました。
小田さんは監督をする上で何か心掛けていることはあるんでしょうか?

小田圧倒的なモチベーションです。
自主制作で映画を制作しているということもあり、資金がたくさんあるわけではありません。
また、経験やスキルがあるわけでもない。
だから心からこの映画を作りたいという気持ちを映画を撮り終えるまで持ち続けることを心がけているというより
自然とそんな気持ちになっていますね。
あとは、拡がりを考えます。
この作品を作ってどうなっていくのか?また人とどのように関わっていくのか?
それが監督の役割だと思うし、面白さじゃないでしょうか。
一つの作品を通じて面白い化学反応を生み出せたらいいなーっとは思っていますよ。

中尾:ではこれから監督して小田さんの展望を伺ってもいいでしょうか?

小田:僕がすごいなーって思う映画監督でクリストファーノーランって監督がいるんです。
その監督に匹敵するような作品を生み出したいですね。

中尾インセプションとかダークナイトで有名な監督ですね。
最近であればインターステラーが公開されて大ヒットしているという。

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小田:そうです。その監督の作品のスケールや配役などいろんなことがすごくて。
ハリウッドだから投資している額も比較にならない。
そんな時に自分が持っていてノーランにないものって何だろうって考えたんです。
そしたら今、出会っている人たちだって気づきました。
今、出会っている人たちとはノーランは出会わないし、関係も築くこともない。
だから経験を積んでいくなかで同じように成長していく彼らと、僕らにしか出せないものを世の中に出していきたいですね。

中尾作品を愛するように人との出会いや可能性をとても大切にしていると小田さんの言葉から感じました。
最後に映画とは○○というようにシンプルに答えるとしたら小田さんはどのような言葉にしますか?

小田:うーーん、映画とはというよりも映像ですね。
映画もドラマも変らないと思うので。時間や公開される場所が違うだけなので。
映像であれば、大げさかもしれませんが、
人生そのもの。

飽きのこない遊びですね。

中尾:映像への想い、熱量を感じることができて嬉しいです。
何かに熱中するってこういうことなんだろうなって感じました。
何より「好きなことを仕事にする!」これってほんとに素敵なことだと思います。
また、これからの作品をとても楽しみにしています。

小田さん、ありがとうございました。

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www.city.itoshima.lg.jp引用

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