RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

問題を発見するのは簡単?糸井重里さんの「寝返り理論」について

先日、博多非凡塾という1冊の課題図書を読み込み、読み終えてきた人だけが参加できる読書会に参加しました。

今回の課題図書は糸井重里さんの「インターネット的」という2001年に発刊された本。

まだパソコンが普及し始めた頃であるにも関わらずインターネットの本質を理解して、

実行していた糸井重里さんの思想が詰まった本でした。

最近上場したばかりの「ほぼ日」の原点が垣間見えます。

糸井さんファンの僕にとっては、たまらない時間でした。

本の話を参加者で共有する中で、心に残った言葉を紹介していきます。

インターネット的について

今となっては当たり前のようにありますが、

インターネットって何なのって聞かれたらどのように答えますか?

僕は、小学生の時から既にインターネットがあったので考えたことがありませんでした。

本書で書かれているインターネットとは、「伝える仕組み」のことで、

それは人間の生み出す情報という「料理」を、

素早くどこにでも届ける「お皿」のようなものであると表現していました。

この時代のインターネットを語る本は、

「お皿」と「お皿を運ぶシステム」、「お皿の数」のことばかり書かれていたそうです。

ただ、糸井さんは本当におもしろいのは、

このお皿に何をのせるのかであると断言していました。

ただお皿で運ばれてくるものを取り続けるよりも

自分自身が何を望んでいるか?を明確に持って、

そのうえでお皿のうえに乗せて運び続けることにより新しいお皿がやってくることになります。

ちなみにインターネット的というのは、

インターネットの中でつながる、情報が共有されるなどの考え方のことであり

パソコンすらなくたってインターネット的な考えで自分の世界は広がるということです。

問題発見するなら「寝返り理論」

じゃあ、自分だったらお皿に何を載せるのか?

と、考えた時に日本人は苦手な人が多いかもしれません。

それはなぜかというと、小学生の時から答えの出し方はいっちょ前に習ってきましたが

新しい問題を発見することは、全くといっていいほどやってこなかったからです。

そんな人にオススメなのがタイトルにもある「寝返り理論」です。

寝返り理論とは?

寝返り理論は無意識で感じている不自由を見つける、というもの。

例え話が的確だな〜っと思うのですが、

人間は寝ている間に寝返りをうちますよね。

その理由はずっと同じ姿勢で寝ていると床との接触面のところの血流が悪くなるらしいです。

つまり身体に感じた不快を解消するために寝返りをうっているのです。

同じようにいつも食べていたものが不味く感じられたり

一緒に過ごしている人との生活が楽しくなくなった時に苦痛に気づくのが問題発見と言います。

逆に我慢し続けていると、この苦痛に気づきにくくなる。

だから、問題と捉えた時に改良を考えて実行することが他の人にとっても必要なことだったりするのです。

問題を発見することができれば、後は得意の問題を解決していけばいい。

いつも無意識に感じている不快感にいかに気づけるかが大事でしょう。

多忙は怠惰の隠れみのである

忙しいときは、それどころじゃなくなって

この感情を大事にせずに突き進んで行きがちになります。

僕も、別にやらなくてもいいことなのに仕事をやっているつもりに浸り、

あまり価値を生んでいなかったということがありました。

もっといい方法があるはずなのに問いを持たないことで損してしまうことがあるはずです。

それは糸井さんからすると怠惰な状態と言います。

ちょっと立ち止まって感情に気づこうとする。

これだけで、また新しい自分だけのやり方を発見することができるかもしれません。

目的を達成するために辛い道を通らなければならないと思いこんでいるだけで

本当は楽しく達成する道だって、探そうとすれば見つかるはずです。

無意識な時間を少しずつ意識していくこと。

ある固定された考え方から脱して、自分の新しい発見をぜひお皿のうえにのせて共有していきましょう。

もっと楽しい道が向こうからやってくるかもしれませんよ。

 

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