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高齢、障害の壁超え熱戦 「ねんパラピック」実現 西日本新聞都市圏版掲載2016年2月16日

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高齢、障害の壁超え熱戦

「ねんパラピック」実現

ローカルグッド福岡から生まれたスポーツイベント「ねんパラピック」が6日、福岡市博多区の同市民体育館で開かれた。
高齢者と障害者、健常者が一緒に参加し、競い合うことで理解を深め、共生する社会づくりにつなげようという試みだ。
選手42名とボランティア約30名が参加。
4種目で楽しみながら真剣勝負を繰り広げた。
ねんパラピックは市内で福祉関連の仕事に携わる若者たちが約半年かけて企画。
37万円の資金をローカルグッド福岡のインターネットサイトを通したクラウドファンディングで集めた。

この日は高齢者と障害者、健常者1人ずつの6チームを作り
▽パラリンピックの正式種目で、ボールを目標により近づけるように投げる「ボッチャ」
▽卓球台を使い6人1組でピンポン球を打ち返しあう「卓球バレー」
▽転がしたり、投げたりして距離を競う「フライングディスク」
▽設定タイムとの誤差を競う「ユニバーサルリレー」―の4種目を実施した。

参加者は初対面の方が多く、当初は緊張気味だったが、協議が始まると
「やったー」「惜しい」とヒートアップ。
ボッチャでは車いすの男性が懸命に立ち上がり投げる姿もあり、
通所施設「ワークショップたちばな」(同市東区青葉)を利用している篠隈有里さん(21)は
「フリスビーをうまく投げられた。またやってみたい」と笑顔だった。
大会にはNPO法人「九州プロレス」の理事長の筑前りょう太さんもゲスト参加し、開会式後のラジオ体操で会場を盛り上げた。
実行委員長の中尾利彦さん(27)は
「高齢者や障害の壁を取り除こうというみんなの思いが形になった。第2回大会の開催を目指したい」と意欲を見せた。

(福間慎一)

西日本新聞 2016年2月16日火曜日 都市圏版 朝刊
ふくおか都市圏

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