RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

安請け合いをしない。半年間チャレンジして決めたこと。

鳥取に移住して、

ようやく半年が経とうとしている。

仕事はアッセンブリー事業にはだいぶ慣れてきた。

今も変わらず全国平均工賃を上3倍にすべく日々励んでいる。

具体的には、

お菓子の封入作業等の仕事を取ってきて

障がいのある方にお願いをしている。

あとは、品質管理と生産管理、帳簿類の精査。

お客様の窓口となって、

打ち合わせや報告を実施してる。

生活が変わると習慣が変わる

品質管理を初めてから、

家の中で掃除機をかけない日がなくなった。

完全に職業病。

少しでも何か異物が入ったらいけない現場にいるから

ソファに座っていても、髪の毛が1本でも落ちていたら気になってしょうがないのだ(笑)

人って習慣によって日常が変わるということを体感している。

もしくは、日常が変わったから習慣が変わったのかもしれない。

この半年間でいろんな事を体験した。

元々就労支援A型事業所の現場で支援員をしていたところから

就労支援B型事業所を外からサポートする側に変わっていろんな疑問を抱いた。

そして、決めたことが幾つもあった。

今回は、新しく福祉事業所を立ち上げようと思っている人に参考になればと

半年間経験して、決めたことを紹介したいと思う。

結論から言うと、

安請け合いはしないということだ。

安請け合いをしない

就労支援B型サービスは、

全国平均工賃1万5千円と言われている。

つまり20日出勤している人であれば、

1日あたり750円しか稼げていないことになるのだ。

企業様から見積り依頼を受けることも徐々に増えてきた。

実際に作業してみて、

掛かった時間から計算して見積もりをする。

一般企業で実際にアッセンブリーを取り組まれている人に指導を受けて

ようやく相場が見えてきた。

だから先日、近隣の件から依頼されて見積書を出した時に気づいのだ。

B型事業所サービスでは安請けをしている現状があると。

見積もり金額に対して、

「金額が合わない」と回答されたときに

「参考までに金額を教えてください。」

と聞いて、回答をいただいた時に

僕は、驚きを隠せなかった。

提示した金額の1/3。

東京などの都市圏ではないことを考慮した金額だった。

健常者がしても同じクオリティなのに、

なぜ障がいのあるというだけで、

金額を低く見積もられてしまうのか。

悔しい。

ただ、この条件を飲んでいる事業所があるというのは紛れもない事実なのだ。

中小企業も0.5円でも安くコストを抑えないと

倒産しかねないという現実も知っている。

価値を作り出すしか道はない

だからといって、僕たちが我慢して

その部分を尻拭いをしなければならないってことにはならない。

僕は、安請け合いはしないと決めた。

一度受けてしまうとその泥沼から這いがることは至難の業だと知っているからだ。

そんな世界で、適正価格で戦っていくためには

実績を作ること。

品質管理で帳票類の整備・運用で引けを取らない状態を維持し安心をつくること。

ただ案件を受けるだけでなく、コスト削減などの提案ができること。

が必要不可欠だ。

あと役に立つと思ってもらえる情報発信も欠かせない。

情報が届かなければ、ないに等しいからだ。

自分たちが対等に仕事をしていくためには、

それだけの価値を生まなければ、

批判するだけだと仕事はなく

事業を継続できなくなってしまう。

現場が能力を発揮できる環境を作る

先月、サポートしている共同作業所が過去最大の売上を達成した。

これは現場のチカラだ。

その現場の人たちが、

これからも自分たちの持っている能力を

最大限に発揮していけるようにサポートしていく。

それが僕の役割。

この事実がまぐれではなくて、

継続して事例になることで

他の県でも障がいがあっても

同じ成果を出したら

同じ対価をいただけるようなことが当たり前となる。

人が生まれた場所や身体によって選択が阻まれない世の中をつくるための一歩を

今、ようやく踏み出せた気がする。

安請け合いはしない。

だけど、それだけの価値を生み、

依頼されたお客様に満足いただけるような取り組みを考えよう。

これが半年間、仕事をして自分のなかで決めたこと。

12月に大きな実績が生まる予定だ。

これからも湧いてくる疑問を見逃さないようにして生きたい。

怒りも不安もエネルギーに変換して

毎日、何かしら手帳に書き記せる日々を送っていく。

こうご期待!

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