RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

北九州マラソンにリベンジ!自分とたたかい続けた42.195kmの軌跡。

マラソンと聞いてどのようなことを思い浮かべるだろうか?

マラソンは42.195kmという長い距離を一歩一歩前に足を進める競技。

僕にとってのマラソンは大げさかもしれないけど人生にとって外せないスポーツだ。

昨年の忘れられない悔しい記憶

昨年、本当に悔しい想いをさせられた北九州マラソン。

過去4回フルマラソンに挑戦して初めて途中でリタイアを決意した。

左膝の痛みに耐えられなかったからだ。

完走することが当たり前と思っていた僕にとって、あの悔しさは半端じゃなかった。

そんな北九州マラソンに今年はリベンジした。

結果は完走できたわけだけど、そんなに楽しいだけの道程ではなかった。

今回はその北九州マラソンの軌跡をつらつらと振り返ろうと思う。

20150226090608

前半はとても順調のように思えた

本番当日。

朝食は少量のパンとコーヒーで済ませた。

そして、軽く走りながらスタートラインに向かった。

ちょっとギリギリで受け付けにかろうじて間に合う。

緊張感たっぷりでスタート地点に立った。

周りは人、人、人。カウントダウンが始まる。

いつになってもこの雰囲気を感じると興奮と緊張感が入り混じった気持ちになる。

戻ってきたなーって思った。

そしてピストルが鳴る。

スタートとしてみると、軽やかに走ることができた。

ダンスであったり、歌であったり、

地元の人のパフォーマンスを楽しみながら走れていた。

1キロ4分30秒ペース。

このままいけたら余裕じゃんとか思っていた。

ただ、そんなに甘いもんじゃなかった。

18キロぐらいから異変が。

左膝痛い…苦痛に耐えながら前に進む。

だんだんと痛くなってきた。

右で左足をかばうように走っていたら、右膝にも違和感を感じ始める。

これから20キロ、足は持つんだろうか?

不安が入り混じってきた。

20150226090544

中盤。寒くて、痛くて、リタイアも考えた

20キロ地点のあたりでは足を引きづりながら走っていた。

門司港のあたりはほんとに寒くて、風も異常なほどに強かった。

もう歩こうと思った。

いや、もうリタイアしようとも考えた。

これ以上頑張って何の意味があるんだろうか?って。

でも、応援する人たちみて、頑張って走ろうと思った。

だって雪も降っていてたまらなく寒くてたまらないはずなのに

走ってる人たちに声をかけるため、その場所で応援し続けているんだから。

なんかすごいなーって思えた。

元気もらえた。

下を向いていたけど、一度くもり空を見上げて気持ちを切り替えた。

PAK85_kumorisorasan20140720084335500-thumb-1486x1000-12029

ラスト。自分の小さなプライドを大切にしたかった

折り返してからずっと向い風だった。

足は予想以上に痛みが増してきて。

とうとう歩く。

そして止まる。

歩くのですら辛かった。

救護室でちょっとでも楽にして走れたらと想い駆け込んだ。

中ではマッサージ師の方からマッサージをしてもらった。

「もう少しなので頑張ってください」

その一言が後押ししてくれた。

走り始める瞬間、激痛が走る。

何度も何度も立ち止まった。

めちゃくちゃダサい姿だけど、それでもなんとしても完走したかった。

できれば4時間以内で。

もう、途中で諦めるなんてことはしたくなかった。

残りの5キロは

「1.2(イッチ・ニー)」と何度も掛け声を出しながら走った。

1(イチ)の時に左足。

そして2の掛け声の時に右足を前に足を出すことだけを考えた。

ほんとに小さなプライドが僕にもあった。

3時間58分にゴール。

決して良い記録ではない。

過去最低の記録。

だけど、完走したことがあまりにも嬉しくて涙が出た。

このタイムは自分1人で作り出したものではない。

というより応援やサポートなしじゃ42.195キロという距離は走れなかった。

20150226090505

好きなことで負けたくはないという気持ち

ただのスポーツにそこまでする必要ないんじゃないか?

そう言われることもあるかもしれない。

だけど、自分にとってはかけがえのない時間で今回もたくさんのことを学ばせてくれた。

マラソンはこれまでたくさんのことに逃げてきた自分が

初めて逃げずに何か成し遂げたという気持ちを抱かせてくれた。

好きなことでは負けたくないという気持ちに気付けたのもマラソンのおかげだった。

日常でいかに他者に依存している生きてるってことにも気づかされる。

自分でやらなければならない時はこれからももっと増えていくんだから自分の足で立たなければならない。

そのためにも自分を律して、少しの辛さも乗り越えていくぐらいの気概も必要なんだってこともマラソンから感じた。

普通には歩けなくなってたけど、それ以上に何か得た感じだった。

20150210045336

 

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ