RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

刑務所が楽しくて最犯続出?高齢受刑者にならない理想の社会とは

松山の刑務所から脱走したというニュースがあった。

松山から広島まで移動して、最終的には捕まったからホッとしたけど

刑務所は、かなり居場所としていたくない場所なのか。

と思っていたら、

いま、高齢受刑者の最犯罪が増えているというニュースを知った。

再犯重ねる高齢受刑者、「刑務所なら楽しく話ができる」とも

なんと6割~7割が再犯で戻ってくるというから驚きだ。

刑務所で散々反省をしたはずにどうしてだろうか。

再犯を呼び起こす理由

就労支援が2006年から義務とされたにも関わらず、

再犯の対策が実らないのは、慣れてしまえば刑務所が居心地がいいのかもしれない。

考えて行動しなくても安定した仕事はあるし、食もある。

話し相手がいるし、楽といえば楽なのかもしれない。

何よりも常に指導担当者や

同じ状況に置かれた他の受刑者がいることで孤独じゃないこと。

心理学者で有名なエーリッヒ・フロムは、

人間の最大の欲求は孤立感の解消とし、

他者とどうすれば一体化できるかを重要視していた。

未来の年表の本によると日本では、

2024年には3人に1人が65歳以上の超高齢社会に突入するという。

もしも高齢受刑者の割合が変わらずに増えていくということになれば

刑務所が圧迫して収容する場所がなくなってしまうのが考えられる。

結婚せずに家族もいない人が増えているというのも後押ししそうだ。

本来、刑務所に入ること事態が人生においてマイナスになるから罪を犯したくない!

という場所だったのに、その認識が甘くなっているのだろうか。

塀の外の理想の生活とは

二度も過ちを繰り返さないためには何が必要か考えてみたい。

自分が入ってしまって二度と罪を犯さないと誓うぐらいの感情はどう生まれるのか。

それは、当たり前だけど塀の外に出た瞬間、

こちらの生活がやっぱりいいと実感できることだろう。

僕だったら実感するために必要なのは、生きがい。

・会いたい人がいること

・やりたいことあること

この二つが孤独感を拭い去ってくれる。

会いたい人がいること

特に大事なのは、塀の外での地域のつながり。

大切な家族や友人がいるということだけで、踏みとどまることができる。

罪を犯しても釈放されたら受け入れられる社会の理解は必須だ。

やりたいことがあること

そして、塀の外じゃないとできないことがあることで、

塀の中には戻りたくないという気持ちになる。

大自然のなかで山を登り、おいしい空気を味わえることもその一つだろう。

生活するうえで必要最低限のお金があるかもしれないけれど

塀の外で生きたい!

と思わせてくれるものがあって、その次の段階のはず。

生きがいが見失われていく社会。

生きがいが見つかるような人とがつながるような、

町の土壌をいま作っていくことが求められている。

フォトデニー・ミュラーのUnsplash

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