RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

うち生まれたことが罪なんよ。子ども達にこんなことは言わせない世の中にするためにできることとは?第8弾SHI・FUKU

福祉のマイナスのイメージをひっくり返せ

このコンセプトに基に始めたワークショップもとうとう8回目を迎えた。

第8弾のSHIFUKUの講師は永田充さん。

NPOまちづくりラボで子どもたちの未来を考えて日々駆け回っている。

今回は子どもの世界で起きていること

永田さんの活動や目指していることを共有していただいた中で考えたことを記していきたい。

過去のsifukuの内容はコチラ

3Kのイメージさようなら!福祉の今と未来について語らったin大名

shihuku第3弾!shifukuトークライブ&デンマークとオンラインセッション

あなたにとってのGOOD DESIGNはどんなデザイン?ふれあいの部屋の在り方から良いデザインとは何か考える

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この日は台風が近づいているにも関わらず20名の方が参加されました。

 

子どもたちの世界で今起きていること

児童福祉についてどのようなイメージがあるだろうか?

参加者からは、マイナスな意見が多かった。

・ボランティアのイメージがある。

・学校に行けない子とかが非行としてでてくる。

・不登校になった子を親が押し付けられているところ。

・親御さんがいない方に提供する場所など

子どもを経験しているはずなのに理解できないのはなぜ?

子どもたちを支援していこうとしていく場合、対象者がお金を持っていない。

未来を担う大切な存在と知っていながらも

ないがしろにしてせざる得ないと考える人もいるだろう。

僕たちは子どもから誰しも大人になっていく。

大人は子どもを一度経験したはずだから

その子たちが抱えている問題についてわかってそうで案外理解できていなものだ。

なぜなら自分のことで精一杯で子どもに割いている時間をとれていないから。

永田さんは子どもたちが日々生活していう現場に入り

そのような問題を抱えている子たちが自分で自立していけるようなサポートをしている。

関わる子どもたちの数ほど社会の課題も見つかっていく。

講演の中で印象に残ったのは

永田さんが子どもたちと対話を重ねる中で出会った2つの言葉だ。

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2つの言葉

その言葉というのは

なんで生まれてきたんだろうか?

うち生まれてきただけで罪なんよ。

聞いた時に

心に重くのしかかった。

子どもの世界で起きている問題

実際にこのような言葉を発する子どもが経験していることは共通していることが多い。

社会一般的な考え方にそぐわないと普通ではないと決めつけられ捨てられる。

一度レッテルが貼られるとそこだから抜け出せなくなる。

そして邪魔者扱いをされ自己肯定ができなくなっていく。

誰にも承認されずに寂しいから人を求め

悪賢い業者に騙され、その場所を追われる。

追われたら自ら居場所がなくなっていく。

その結果、選択肢がどんどん狭まり自分から居場所をなくしていく。

こんなスパイラルが続いているのだと気づかされた。

では永田さんはこのような環境に対してどのようなアプローチをしようとしているのだろうか?

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グループで自分が考えたことを共有しているところ。

 

子どもたちが安心して暮らせるまちづくり

これらの問題は子どもにアプローチすれば全て解決できるわけではない。

だから、団体名は「こども」ではなく「まちづくり」という名前に敢えてしているそうだ。

児童福祉は親と話し家庭の問題についても考えなければ根本の解決にはならない。

まちづくりLABの取り組みについて

永田さんは、ずっと一緒にいなければ生きていけないという依存させる関わり方ではなく

すべて子ども達が安心して、成長し、自らの生き方を選択していける未来を目指し、

子どもの現状を様々な視点から捉え、ニーズに応じて活動している。

現在では「学校での学習支援」「フリースペースの運営」「学習塾」で子どもに直接的に支援を行いながら、

「若者向けの勉強会」で問題啓発にも取り組んでいるそうだ。

今回の永田さんの話を通じて感じたのは

一人ひとりがもっと子どもに対して関心を持つこと。

そして自分の価値観が正しいと決めつけず

まずは話に耳を傾けるようになるだけで子どもが安心して暮らしていけるように感じた。

自分の当たり前は他の人にとって非常識の場合があるから

そのちょっとしたズレ自体が起こりえると知るだけで

心に余裕ができるはずだ。

うち生まれたことが罪なんよ。

こんな言葉を言わせないために、きっとそれぞれできることがあるはずだと思う。

今後もNPO法人まちづくりLABから目が離せない。

そして実際に嬉しい動きが!

このセミナーが終わった後に3名の方がブログに記事を書いてくださった。

そして感想も沢山いただいたので最後はこちらを共有して終わろうと思う。

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ブログと感想

猫の手SOFTWARE
「第8弾 SHI・FUKU  テーマ:児童福祉」に参加して。

がんばりまりまり!
SHI・FUKUに参加して来ました〜!

まちづくりLABスタッフブログ
イベントに参加してきました!

第8弾SHIFUKU感想

・自分の考えていたことを、さらに発展させた考えを永田さんがおっしゃてくださって「自分が将来どうすればいいか考えるきっかけ」になりました。≪居場所≫を提供していただきありがとうございました。

・困難な状況の子どもたちに対しての接し方は大人の障がいを持たれている方への接し方に通じるものがあると思いました。勉強になりました。仕事に活かしていきたいと思います。

・小学3年生の娘がおり、過去に発達障がいでは?と学校に言われました。結局診断されていないのですが、それから児童福祉に興味を持ちました。貴重なお話が聞けました。活動、応援させていただきます。

・自分の中でずっとモヤモヤしていたものが晴れて良かったです。私がこれから何をしなければならないではなく、何を伝えるか≪あなたを分かろうとする人、ここにおるよ≫と思いのまま伝えられる人になりたいです。本日はありがとうございました。

・かつて私も不安定で、キレると手がつけられない、自傷ばかりの子どもでした。居場所を見つけても築きつづけられませんでした。
永田さんの「居場所の選択肢ふやす」ことで、その人が癒され、よりよく生きられるだとうという考えに共感します。また、「親になる」ということを学べるスペース、親同士が交流し合えるスペースが増えればと思います。本日はありがとうございました。

・高齢者福祉と児童福祉はすごく近いものだなと思いました。問題は一緒で、生活しやすい社会になるために理解し支えていく人が増えるようにどうすればいいのか?考えていきたいです。
自分の知らない分野の話を聴くことすごく面白かったです、とても興味がわきました。

・お話がとても上手くて聞きやすかったです。いろんな人が児童福祉に興味を持ってこられると嬉しいなと思いました。

・中尾さんの会のひらき方、まとめ方がとても自然でキレイに終われました。最初にグループの自己紹介や名前の札だけでもあればなあと思いました。

・久しぶりに頭を使って、いろいろ考えたら、むずかしくて、ただただ、そっかーって思いながら聞いていました。時間を置いて考えます。

・子ども達を取り巻く様々な問題は複雑に絡んで繋がっているので、子どもだけでなくいろんな視点からの支援、理解が必要。

・児童福祉についてほぼ初めて現場の方の話を聴きました。子どもの世界の事を知る機会がいかに少ないのか、考える機会が少ないのかと思い知りました。子どもと接する時は、自分の常識と偏見を押し付けず、理解していけるような接し方ができればと思います。

・ずっと技術視点で何ができるか考えてました。永田さんが児童福祉のチーム活動をするとしたら、どのような役割を持つメンバーが理想でしょうか?またどのような障害があるのでしょうか?

・福祉という視点から自分のこれからの生き方を考えるきっかけとなりました。まちづくりの面からも子どもたちのことを考えていきたい。

・児童福祉と聞くと暗いイメージで、ここに来るまでそんなに興味を持てていませんでした。でもそれがひっくり返った気がします。私は勉強が苦手で大学に居場所がなくなりかけたことがあるので、永田さんのお話を聞けて「わからなくていいんだよ」という言葉がなんだか嬉しかったです。ありがとうございました。

・児童福祉について初めてこの様な場で話を聴きましたが、全く関わったことのない世界でした。しかし目をそむけて知らないふりをすることもできないと感じました。福祉にか関わらない全ての人が一度は聴くべきだと感じました。

・児童福祉について初めて話を聴いて現状がすごく重たく感じた。何かやれることがあればやれるといいと思った。

これにて、SHIFUKUレポートおわり。

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