【買い物依存症】承認欲求や一瞬の幸せを得たい欲望から生まれる
最近NHK・Eテレの番組をよく録画してみる。
チコちゃんに叱られるや西郷どん、100分で名著など好奇心を満たしてくれるものが多い。
あと、ねほりんぱほりん。
シーズン3を迎えて今月からまたスタートした。
「ねほりんぱほりん」とは
ねぽりんぱほりんは、NHKのEテレの番組。
顔出しNGの訳ありゲストはブタに。
聞き手の山里亮太さんとYOUさんは、モグラの人形にふんして
なかなか実名だと聞けない話を“ねほりはほり”聞き出す新感覚のトークショー。
これまでに、ホストにハマった女性の話や介護士の話
マッチングアプリを使っている人たちの話を、本当に赤裸々に語ってもらっていた。
毎回、驚きの連続でありながらも、
人は何かキッカケがあると大変な状態になり得ると思いながら観ている。
買い物依存症の回
そして前回の話が、買い物依存症に陥った女性の話だった。
【Eテレ今夜11時】#貯蓄の日のきょう、ゲストは高級ブランドの買い物で1億円溶かした「買い物依存症」の女性。「息子が幼稚園のとき全身シャネルで…中高に入学するときはヴィトンの長財布をプレゼント…ロレックスをしている高校生はいなくて…」そこにどんな人生が? #ねほりんぱほりん pic.twitter.com/xISqmoq2ct
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) 2018年10月17日
何が買い物依存症に駆り立てるのか?
今までに一億円ほどを使い込み
親に頼み込み借金を返済してもらっても翌月にはまた買い物を開始していたという。
まさに病気のような状態のように感じられた。
購入するスイッチになっているのは承認欲求だ。
周りのお母さんたちよりも自分が身に着けているものが高価でありたい。
その高価のものを身に着けている自分や購入する際に店員にチヤホヤされて
価値があると誤認してしまうのだろう。
購入する瞬間が幸せの最高潮だと話されていた。
【買い物依存症の女】「ブランドのお店に顔を出すようになると、すごく褒めてくれるんですよね。全員が私の顔と名前を覚えていてくれて、ようこそいらっしゃいました!みたいな感じで迎え入れてくれて。私は特別ね、って思っちゃうんですよね」 #ねほりんぱほりん pic.twitter.com/UWwyQhifZK
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) 2018年10月17日
気づけば月に40万円の返済が毎日続く。
クレジットカードというものは、便利ではありながらも見えなくなるから怖い。
その一瞬の幸せを購入して、先に待っている地獄に気づきにくくなるのだ。
【買い物依存症の女】「生活費から削るしかなくて、明日落ちる家賃みたいなものを握りしめながら、でもこれ買い物に使っちゃうと、明日これ払えないんだよなって。半泣きしながら車を運転して行くんです。誰か止めてくれって思って反対車線に何回か飛び込もうとしたことはあった」 #ねほりんぱほりん pic.twitter.com/ocL0SNxzKn
— NHK ねほりんぱほりん (@nhk_nehorin) 2018年10月17日
家族の説得により自助グループに入り、
なんとか克服できつつあるようだ。
それでもリモコンでショッピング番組を無意識につけないように、
リモコンのその番号のボタンだけを彫刻刀で削ったりと凄まじい状態に。
ちょっとした、これぐらい良いだろうが破滅の道に自分を進ませていくのだ。
本当に幸せになりたいのなら
僕自身もお金の管理がしっかりできているわけではないから、他人事ではないなと率直に感じた。
物欲があるわけでもないけど、ちょっとした見栄でサービスや食事でいつの間にか使っていることがある。
それは、果たして本当に使うべきことなのか?
身の丈に合ったお金を使うようにしっかり考えて使うようにしたい。
西洋のことわざ
西洋のことわざでこのような言葉がある。
一日だけ幸せでいたいならば、床屋に行け。
一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え。
一ヶ月だけ幸せでいたいなら、結婚しろ。
一年だけ幸せでいたいなら、家を買え。
一生幸せでいたいなら、正直でいることだ。
お金は生活に必要。
でも、他者から評価されたいがために購入するモノを必要だろうか?
必要以上に使わなくても自分次第で幸せを見つけることが肝心だ。
お金の使い方を見直す機会になりそうだ。