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善く生きるとはどういうことなのか?ソクラテスの弁明から考えたこと

先月も月に1度の鳥取読書道場を開催しました。

課題図書は、プラトンのソクラテスの弁明。

皆さんは、読まれたことはありますか?

前399年のことを書かれた古典で沢山の訳者が訳している世界的に知られた一冊です。

無知の知で有名なソクラテス。

しかし、どのようなことを成した人物かあまり知られていない気がしました。

今回はソクラテスの弁明の紹介と実際に読んで考えたことを紹介します。

ソクラテスの弁明とは?

ソクラテスの弁明は、

青年をたぶらかした罪で告発されたソクラテスによる弁明の一部始終をプラトンが書物に残したもの。

権力者や知者と呼ばれる人たちが自分の無知から目を背けていることに対して、直視を促したことが疎まれることになった。

裁判では、告発者の弁論に対して、丁寧に弁明を実施していくも有罪となりソクラテスは死刑となる。

ソクラテスは死刑となるとわかっていながらも、

国民に問い対話するために命をかけて裁判に臨んだのだった。

ソクラテスの伝えたかったこと

ソクラテスの伝えたかったこと。

その一つが「ただ生きるのではなく、善く生きることが大事」ということ。

じゃあ、善く生きるとはどういうことなのか?

それは、お金や名誉ばかりに気をとられるのではなく、魂に磨きながら生きること。

つまり

他者からの評価を気にして他者の人生を生きるのではなく

自分が本当に望んでいることは何かを真摯に向き合いながら生きることだと解釈しました。

知っているつもりになる要因の一つとして、

他人から無知だと思われるのが恥ずかしいからというのはありますよね。

死がなぜ怖いのか?

印象に残った言葉は、

死を恐れるという事は、賢くもないのに賢いと思い込むこと。

知らないのに知っていると思い込む事に他ならない。

なぜか、死というものを知っている人間は、この世に1人もいないのだから。

僕は、知らないから恐怖心が芽生えると考えていたけど、この発想は新鮮でした。

何かを知れば知るほど自分が無知だとわかる今日此の頃です。

さいごに

過去を憂う人生ではなく、いまが一番と言える人生を送りたい。

このソクラテスの弁明を読んでの感想です。

まだまだ分からないことばかりだからこそ、

もっといろんなことを知り経験して探求していきたいものですね。

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