RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

組織でビジョンについて語ろう。障がい者福祉で起きている問題から考える

自分の職場で
組織の理想を語りあったことはあるだろうか?

僕は福祉の分野についてではないけれど
それに近い形のものをやったことがある。

やってみると自分が理想とする価値観が
他の人もそうだろうと思っていたら
全然違うってことに気付く。

仕事は貴いもので
楽しいモノで
豊かにしてくれる。

そう考えている人もいれば。

生活が第一で
仕事はその生活のお金を得るためのものだと思う人もいる。

いろんな国が一緒に働いている環境であれば
よりその価値観のずれが生まれてくるだろう。

価値観を合わせるためにはどうすればいいのか?

じゃあ、どうすればいいんだろうか?
それは徹底的に話すことだ。

僕らは、それを徹底的に話すことで
詰めていけると信じて、
それを定例化している。

トップが行先を示すことは大事だけど
ただ一方的に伝えられるだけでは
腑に落ちないだろう。

一つの言葉でさえも
まったく捉え方が変わるのだから。

その示すビジョンやミッションがなぜ大切なのか
職員が自分ごとのように考え
言葉の持つ意味を発信して
照らし合わせていく必要がある。

じゃないと、バラバラになってしまうだろう。

自分と違う意見の人を
排除してしまうのではなく

その意見の裏側にどのような想いがあるのか
耳を傾けてみよう。

そして、
その中でお互いの想いが重なりあうところを
組織の中で大切にしようと決める。

こうすることで
悪い方向へは進みづらくなる。

言葉をそれぞれが腑に落せている状態を作る必要がある。

就労継続支援事業A型について

いま働いている就労継続支援事業A型は、
障害者総合支援法に基づく障害福祉サービスの中で、
唯一、労働法規の適用を受ける事業だ。

一般就労を目指す人をサポートしながら
収益も上げて永続するようにしていくことが求められる。

だからこそ、スタッフのビジョンは揃っておかなければブレる。

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事業所数と利用者数の急激
そして問題が発生している

細かな法的根拠や制度概要については割愛するけれど
今、事業所や利用者数は急激に増えている。

事業所数では、平成19年度の148ヶ所から、
平成27年4月には、2,707ヶ所と18倍に、
利用者数では、平成19年度の3,445人から、
平成27年4月には約48,000人と14倍の伸びを示しています。
引用:http://raimu-raimu.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-3433.html

増えることは悪くない。

雇用が増えることにつながる。

ただ、それはソフト面も伴ってが前提の話である。

厚労省、 全国の自治体にA型の改善指導を通知

という事態が起きている。

不正請求が問題で取り消しが起きているのだ。

今、全国で事業所がなくなっている。

本来、企業等に就労することが
困難な障害のある方に対して、
雇用契約に基づく生産活動の機会の提供、
知識および能力の向上のために
必要な訓練などを行うことが目的の場所である。

それなのに自分の利益ばかり考えた一部の事業者が
助成金の一部を抜いたりと儲けのために利用していたのだ。

そのことによりこれまで働いていた人たちは
また働き口を探さなければならない。

組織で理想を語ろう

体調管理など生活の支援をしながらも
きちんと仕事をして収益も上げ経営をしていなければ
永続しなければならない。

だからこそ

どのような目的で今、自分たちが働いているのか
明確にもっていなければ
このような事態が発生してしまうのだ。

せっかく希望を持って働こうと思っていた
障がい者の想いを踏みにじることになってしまう。

だから組織で対話しなければならない。

どのような姿が理想なのか?

じゃあ、その姿を実現するために
どのような行動をとっていくか?

何を大切にしなければならないのかを。

目指す場所がなければ付け焼き刃になってしまう。

皆さんは、どのような組織が理想だろうか?

一度職場の人と話してみると意外な発見があるかもしれない。

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One Response to “組織でビジョンについて語ろう。障がい者福祉で起きている問題から考える”

  1. Tommy より:

    理想ではあります。
    ですが、現実的には難しい。
    この理想を叶えるためには
    事業所を作る人間が
    事業所を作る前に
    ビジョンを提示し
    それに賛同する人を集めて
    そこから、開所を目指すしか
    ないと思います。残念ながら。

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