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「生きづらさ」は、どこから生じるのか?当事者の声に耳を傾ける【メディア編】

僕は今、「誰もがいきいきと暮らせる町を目指して」という人権に関するテーマで執筆の依頼を受けている。

いきいきと暮らせている状況を描くためにはどうしたらいいんだろうか?

そのためには

いい暮らしの反対にある、「生きづらさ」を抱えている人の声に耳を傾ける以外にない気がした。

僕が、障がいのある方は仕事やお金がないから生きづらいんじゃないか?

と、根拠もないイメージから解決方法を見つけ出したとしても

当事者が思っていることがズレていたら全く意味がない。

その答えは、暮らしている人たちの声のなかにしかないと思ったんです。

ということで今回は、当事者の声を聴くために参考にしたいメディアをまとめていきます。

soar(ソア)

人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていくメディアsoar(ソア)。

沢山のライターさんが、当事者の方にインタビューをして真意に迫っている。

普段はなかなか出会うことのない境遇に置かれた人たちの状況ってなかなか知る機会ってない。

自分の体験したことを発信するということは、嫌な思い出がフラッシュバックして辛い気持ちになってしまう可能性があるから。

soarさんの想いがあるからこそ、実現しているメディアだ。

ここでの情報発信が間違って伝わっている認識を変えていく可能性があるといくつか記事を読んで確信。

しっかりとその声に耳を傾けて、本当に解決しなければならないものを掴みたい。

NHKバリバラ

障がい者ポルノでは終わらせないメディア「バリバラ」。

生きづらさを抱えるすべてのマイノリティーの人たちにとっての“バリア”をなくすバリアフリー・バラエティー。

先日もトゥレット症候群の記事を紹介したけど、本当にニッチな障がいも取り扱いっている。

この前の放送でも聞こえない人は音楽を楽しめていない?

という素朴な疑問に対して、当事者のリアルな暮らしに密着していた。

24時間テレビは、どちらかとわかりやすい障がいを取り扱うことが多い。

短い時間で伝えるためには仕方がないところかもしれない。

バリバラのすごいところは、目には見えにくい障がいがどうすれば理解できるか?

という点をトコトン伝えようとしていること。

そして、バラエティーとしての笑える要素を取り込むことで障がいに興味のない人の関心を惹きつける内容だということ。

だから、解説もかなり丁寧で工夫がこらされている。

HIKIOIS

ひきこもり・生きづらさを感じている当事者が情報発信しているサイト「HIKIOPOS」

当事者や家族、支援者の人たちが参考になるような話題が満載。

インタビュー記事や短編集など様々な内容があり、読み応えがある。

AKARI

先日の嘉村さんのされているサービスとして紹介させていただいた暗闇を照らすメディア「AKARI」。

生きていく上で「社会」や「自分自身」に何らかの障害を感じている人たちのための手助けになる情報を発信し共有されています。

当事者自身が書き綴る言葉ほど信憑性の高いものはありませんよね。

LITALICO発達ナビ

LITALICOさんが運営している「発達ナビ」発達障害ポータルサイト。

当事者はもちろんのこと、障がいのあるご家族からの深刻な悩みに対して、専門家が丁寧に答えていくサイト。

記事数も非常に多くて、周りのお母さんたちで利用されている方は多い。

いろんなケースに関する内容が網羅されているのでオススメです。

ヒューマンライブラリー

僕が毎月開催しているヒューマンライブラリー。

“本(語る人)”を囲んで本のページをめくるように

直接、人生や経験を質問して聴くことができる参加型のイベント。

もとは、デンマークでマイノリティの人たちの声に寄り添うために開催されたものだ。

完全には理解できるものではないけど、耳を傾ければ近づくことができる。

こういったリアルな場でも、対話を重ねていく。

「どんなことに生きづらさを感じているだろうか?」

と、問いをかけたときに安心して話せる状況を作っていきたい。

そして、メディアを作る側として声を届けていきたい。

おわりに

ありがた迷惑。

大きなお世話。

そうならないための秘訣は、徹底的に声に耳を傾けること。

自分のモノサシで幸せを図り、押し付けられる時ほど面倒くさいことはない。

まずは、聴く、聴く、聴く。

それから、取り巻く環境に目を向けていきたいものだ。

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