RUNNERS HIGH -福祉のミカタ-

どうしてそんなに速く走れるの?元実業団選手を取材して僕が10年前の僕に伝えたいと思った1つのこと

みなさん、こんにちは!

なんか気づけば9月が終わろうとしていますね。
もうすっかり秋です。
秋といえば食欲の秋読書の秋などいろいろあります。

でも僕がやっぱり外せないのがスポーツの秋。
タイムリーな話題としては11月に開催予定の福岡から糸島を駆け抜ける「福岡マラソン」でしょう。

僕は見事に落選してしまいましたが、
大濠公園などではマラソンに向けて走っているランナーが大勢いらっしゃいます。
きっと当選を機に今年初めて本格的に走り始めたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ランニングの人気ぶりを感じます。

ということで今回はそんなランニングブームにあやかり特別企画です。
憧れの実業団選手に突撃取材を決行しました!!!

お話を伺ったのは以前ヤフオクドームマラソンで同じチームで走らさせていただいた
矢野 敦嗣(やの あつし)さんです。
現在は引退されていますが、今年は来月開催される「筑後川マラソン」に挑戦されるそうです。
それでは、さっそく取材の内容を紹介していきますね!!

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一番右にいらっしゃる方が矢野さんです。

※矢野さんの敬称を以下省略させていただきます。

 

速いのは才能?

中尾矢野さん、今日はお忙しいところありがとうございます。
矢野さんは実業団でご活躍されていたということなんですが
現役の時はどれぐらいで走られていたのでしょうか?

矢野:実業団の時は、たしか5000mは14分10秒10000mは29分23秒で走っていたかな。

中尾:・・・は、速すぎる!!(中尾の5000mベストタイムは16分ジャスト)
えーと、いつから陸上は始められたのですか?
もしきっかけがあれば教えてください。

 矢野:中学生の時からですね。
両親がどっちも陸上を昔やっていたってことも影響しているのかな。
だけど、実は柔道部に入るか迷ってた。

 中尾:えっ!柔道部ですか!?またなぜ柔道部に?

 矢野:当時「YAWARA」って漫画が流行っていて興味をもったんだよね。
結局は、両親に猛反対されて陸上部に入部することを選択することになるんだけど。

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中尾:(笑)
でも、その時に柔道部に入部していたら全く違う人生を歩んでいたかもしれませんね。
やはり中学生の時から速かったんですか?

矢野:いや、そんなことはないよ。ようやく芽がで始めたのは高校3年の春だった。
大牟田高校で最初は実力がなくて、合宿に参加させてもらえなかったってこともあったし。

中尾:あの大牟田ですか・・順風満帆にいっていたわけではなかったのですね。
ちなみに練習ってどんなことをしていたのですか?

矢野:とにかく走り込みをしていたよ。走る時は月に800キロ。
平日は朝4時に起床してペース走(一定のペースを維持して設定した距離を走るトレーニング)。
それで、授業が終わってまた走る。
週末はとにかく嫌だったってことを鮮明に覚えてるよ。
だって、朝・昼・晩はすべて練習だからね。
監督は厳しい人ということもあって、きつくても前に進むしかなかった。

中尾:つまり、月に800キロですかー。
ということは、1日に30キロ近く!!!圧倒的ですね!
その後の進路はどうだったんですか?

矢野:大学には行かずに実業団に入ったよ。
今となっては大学に行っておけば良かったって思っているけどね(笑)
高校から実業団に入った先輩の影響もあって箱根駅伝には興味はあまりなかったんだ。

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中尾:箱根!!高校生ランナーの憧れの地!!!
それでもそこで箱根に行かないという選択をされたというのは素直にかっこいいと思いました。
ちなみに高校の時の練習スタイルと実業団に入ってからは変わりましたか?

矢野:変ったね。高校の時に比べると個人の裁量に任せられことが多くなった。
大枠のメニューはあるけど、自分で考えて練習することが増えたよ。

中尾:裏を返せば、自分次第で結果が大きく左右されることですね。
実業団の時はどれぐらい距離を踏まれていたのですか?

矢野:走る時は1000キロ近く走っていたよ。

中尾:セ、センキロ・・・想像しただけど鼻血でそうです(笑)
強さの理由がわかった気がします。
最初から速かったのではなく、圧倒的な練習量があってからこそなのですね。
それでは次の質問です。走り続けてこられた矢野さんが走っていて良かったと思うことをお聞かせください。

矢野:走って良かったことか~。1つは仲間かな。
同じ釜の飯を食べて、同じきつい練習を乗り越えて
駅伝では同じ目標に向かって走って喜びを共有できる仲間ってかけがえのない存在だよね。
それは走っていたからこそ出会え仲間だから、陸上をやっていて本当に良かったと思う。

中尾リレーマラソンでも近いものを感じます。
短い期間ですが、同じ辛さを味わって、全員でゴールするって目標を立てるところとか。

矢野:たしかに似ているよね!すごく近いと思う。また走りたいね。
そして、2つ目は普通ではできない経験ができたことかな。
普段は車が走っているところを通行止めにして道路のド真ん中を走れたり、
1000キロ近く走るっていうのも、当時は思わなかったけどすごく良い経験だったね。

中尾:はい!普通に誰でも走れるものではありませんね(笑)
ではもう一つは?

矢野:やっぱり・・・・頑張って走ったあとに飲むビールでしょう!!!

中尾:(笑)
間違いないですね!至福の瞬間です!
それでは最後にランナーのみなさんに一言お願いします!!

矢野:では、同じ市民ランナーの立場で。
走ることを好きであってほしい。楽しんでほしい。
そして走ってて苦しくなった時、自分の体と対話をしてほしいですね。
まだイケるか?腕はどうだ?足は上がるか?気持ちは折れてないか?
普段の生活では自分の体と向き合うことは無いと思うけど走ってる時は信じられるのは自分の体のみ。
真剣に走ることは真剣に自分と向き合うことだと思いますよ。

あと、応援してくれる人に感謝の気持ちを忘れないことですね。
皆んなで楽しく走りましょう♪♪

 矢野こんな感じでいいのかな?(笑)

 中尾:はい!任せてください。うまくまとめておきます!
本日は貴重なお時間をありがとうございました。

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編集後記

僕は今から10年前、高校生の時から本格的に陸上を始めた。
その当時、速くなりたいと叫んでいた。

だけど、自分で速くなるために情報を集めたりしていたわけではなかった。
だから、同じ高校生が800キロの練習をしていたなんて夢にも思わなかった。
僕が一生懸命練習したという月でも400キロだったから。
ただ与えられた練習メニューを坦々とこなす日々。
それ以外に速くなる方法を探そうとしなかったってことはそれまでの熱意だったんだと思う。

だからもし、10年前の僕に一つ、今の僕が伝えるとしたら
第一線で活躍している人がどうして結果を出しているのか真剣に考えてみて欲しいってこと。
きっとあの頃、「才能だろう」と速い選手を見てもその言葉で片付けて思考がストップしていた。

これってマラソンだけはなくて、違うスポーツも仕事もそうなんじゃないかな。

人によって合う合わないはあるけど、今の自分よりも結果を出している人からは何か学ぶことができるはず。
編集後記はすごく真面目な感じになってしまったけど、矢野さんに取材をしながら感じた。

みなさんは、これからマラソンでどんな目標をもっていますか?

その目標を達成するためにも闇雲にやるのではなく、ちょっと前を進んでいる人に聞いてみることをオススメします。
それでは健闘を祈っています。

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