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会社は何のためにあるのか?Yahoo株式会社 宮坂学氏の講演@隼lab

そろそろ人をリソース扱いするのをやめませんか?

鳥取八頭の隼labで開催されたヤフー株式会社取締役会長 宮坂学氏の講演会で1番響いた言葉だ。

会社は何のためにあるのか?

ヒト・モノ・カネ。

以前から、当たり前のように同列で語られるこの言葉に違和感があった。

前提として業績を出すことは大事。

ただ、会社は人が幸せになるためのリソース(材料)であって数字を上げるためのものではない。

いくら収益が上がり、世間から注目を集めたとしても、

その成功の裏に人の犠牲があったのであれば、それでは幸せとは言えないという話に僕は頷いた。

過労死や過労自殺で労災認定された人が2017年度は190人いたと厚労省が発表している。

過労死・過労自殺、昨年度190人 横ばい状態続く

働いた末にたどり着く結末が過労死なんて何のために仕事しているのかわからなくなる。

福祉の受託作業でも全く同じことを問われる。

作業をやり続けるなかで、いつの間にか利用者さんの幸せを置き去りにして、

いつしか手段が目的になっていることがあるのではないだろうか?と。

そして、数字だけでの評価に陥りやすい点についても。

スラムダンクの小暮くん。

水戸黄門に登場する、うっかり八兵衛。

直接的な成果は出してないけど、間接的にチームに貢献している人をどう評価するか?

という話も興味深かった。

そんなに現実は甘くないと人は言うかもしれないけれど、

最初から諦めてはそのような社会は作ることはできない。

鏡を何度も見る

宮坂さんが大事にしていることは、理念を浸透させること。

そのためにいくつものチャレンジをされていた。

その中でも2つ紹介したい。

一つはバリューをインストールするために人事評価に盛り込んだこと。

このバリューを体現しているかどうかによって基本給は決めていたそうだ。

もう一つは、フィードバックをもらうことだ。

自分が周りから適正な評価を定期的にしてもらうように

自分を除いた40名ほどのメンバーが集まり、良い点や悪い点を伝えてもらっていたそうだ。

女性が男性よりも身なりを整えていることが多いのは、鏡を見る回数が多いから。

自分が掲げた理念に対して、真摯に取り組んでいるか社員よりフィードバックをもらうことで確かめていたそうだ。

余裕がなくなり会社を存続させることが目的になってしまうと本末転倒だ。

会社は何のためにあるのか?

人を幸せにするために挑み続ける宮坂さんの姿勢からたくさんのことを学んばせていただいた。

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